2019/05/27 11:14
札幌では(もちろん全国的にではあるが)5月下旬にして早くも3日連続夏日が到来。
まだまだ冷蔵庫にいれることなくバックに忍ばせられる、「かたちの保ったチョコレート」が楽しめる!と、つい最近まで思っていた。
そして突然きた、季節先取り3日間の夏 in 札幌。
急に、「かたちの保ったチョコレート」は常温で楽しめなくなったのである。
そんな切ないおもいをかかえつつ本日は、2枚の「チョコレートがテーマ」の紙をご紹介。
1枚目は、チョコレートブランドLANVIN社のビュバー(ビュバーは、万年筆をメインに使用していた時代、ペン先についたインクをふき取るための紙)。 チョコレートブランドLANVIN社のビュバーは、こちら。
2枚目は、チョコレートブランドCAILLER社、台紙に張り付けられたコレクションカード。(チョコレートのおまけについているカードを一枚一枚あつめて専用の台紙に張ったもの)。 CAILLER社、コレクションカードはこちら。
当店には、古い紙がたくさん集まってくる。しかしそれらの古い紙は、ただの紙ではなく愛されてきた紙。もともと世界のだれかの宝物であったものが多い、と感じる。
仕入れの際も、「収集していたが高齢のため整理」を考え、自分の代わりに大切にしてほしい、という想いで手放す人もいた。
数年前にはじめたこの仕事は、「人のこころに触れる仕事」だとおもった。
当店で販売するときも、ご縁のある人の手に渡って「愛されてきた紙」を楽しんでもらえたらいい、と願っている。